皆さんこんにちは！Venus店長(@Venusblaze2)です！
いまやソフトウェア開発者にとって必要不可欠となっている、バージョン管理サービスは現在数多く存在しています。
その中でも一際有名なサービスで「GitHub」や「Git」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
どちらも同じソフトウェアのバージョン管理サービスですが、どう違うのでしょうか。今回は2つのサービスの違いに焦点を当てていこうと思います！
目次
GitとGitHubの違いは何なの？
GitHubとGitは名称が似ている上に、同じソフトウェアのバージョン管理サービスということで、どこか違いがあるのかと疑問を持たれる方も多いかと思います。
この２つの違いについて見ていく前に、まずはこれらのサービスはどんなものなのかをご紹介します。
Gitとは
Gitとはソースコードの「分散型バージョン管理」を行うことが出来るサービスです。ファイルの変更履歴を管理・共有することが出来るので、主に複数人での開発で用いられます。
過去のバージョンも簡単にさかのぼることが出来るので、ソフトウェア開発には欠かせないサービスとなっています。
Gitってこんなサービスだったんだね…。
「だれが」「何を」変更したのかが全て管理されて、残すことが出来るんだ！
GitHubとは
GitHubとは、世界中の人々がプログラムやデザインデータなどを保存・公開することができる「ソースコード管理」のためのWEBサービスです。
この他にも、ソースコードのバージョン管理や閲覧機能・バグ追跡機能などソフトウェアを開発する上で便利な機能が豊富であり、個人でも利用可能なため世界中の開発者たちに広く利用されているのにも納得できます。
GItHubはソフトウェアの「バージョン管理」だけじゃなくて、その他にも沢山の機能があるんだね！
そうだね！ここに書ききれなかった機能も沢山あるので、もっと詳しく知りたい方は公式ホームページを調べてみてください。
GitとGitHubの違い
前提知識としてGitHubは「Git」を利用したサービスです。つまりGitHubというサービスの根底には「Git」の存在があります。
GitHubを利用する為には、どちらの知識も必要となるという関係にあります。
なのでGitHubとGitの大きな違いというのはとてもシンプルなものです。
- GitHubはGitを利用した「Webサービス」
- GitはCUI上でコマンドを用いて操作を行うシステム
Webサービスとは、chrome や safari などのWebブラウザ上でグラフィック的に操作することが出来るサービスを指します。以下のGitHub公式サイトを見ると分かりますが、視覚的かつ直感的に利用することが出来るのがGitHubの特徴です。
一方で「Git」はWebサービスではないので、ブラウザ上で動作するものでは無く、Windowsの場合は「コマンドプロンプト」、MacOSの場合は「ターミナル」上で動作し、CUI的に操作を行うサービスです。
簡単に言うと「Git」をWebサービスにして、使いやすくしたものが「GitHub」です！
なるほど～！２つのサービスの関係性がなんとなく掴めたよ…！
まとめ
今回はGitとGitHubという2つのサービスに着目し、どんなものなのか・またどのような違いがあるのかを見てきました。どちらも「ソフトウェアのバージョン管理サービス」という点では同じですが、次のような違いがあります。
GitとGitHubの違い
- GitHubはGitを利用した「Webサービス」
- GitはCUI上でコマンド操作を行うシステム
ここで勘違いして欲しくないのが、どちらのサービスが良い・悪いということではなく、時と状況により使い分けるものだということです。
ここまで読んで頂いてからこんなことをいうのもなんですが、これらのサービスについて理解をするには、まずサービスを実際に触ってみることが第一だと思います。
GitHubの使い方については以下の記事で詳しくご紹介しているので、是非ご覧ください！
今回の内容が、どなたかのお役に立つことが出来ていれば嬉しいです！それではまたお会いしましょう！
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